ChocoMemo

学んだことをメモがわりにアップしていきます!

さくらVPSサーバーにWordPressをセットアップ


WordPressのセットアップ

WordPressが動作するために必要な環境を準備する。さくらVPS初期設定 10 - Apacheのセットアップ - chocomemoさくらVPSサーバーにMySQLをセットアップ - chocomemoが稼働していることが前提としておく。

まずは、PHP系のパッケージをひととおりインストールする。

$ sudo yum install php php-mbstring php-mysql php-mcrypt php-gd php-devel php-pear php-pecl-apc

次にWordPress用のデータベースとユーザーを作成する。今回は両方ともwordpressという名前にした。「password」書かれている部分にユーザー「wordpress」のパスワードを入力する。

$ mysql -uroot -p
mysql> CREATE DATABASE wordpress DEFAULT CHARACTER SET utf8;
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON wordpress.* TO wordpress@localhost IDENTIFIED BY 'password';
mysql> FLUSH PRIVILEGES;
mysql> exit;

準備ができたので、WordPressをインストールする。日本語ローカルサイトのダウンロード欄から、最新版のURLをコピーしておく。

WordPress | 日本語

コピーしたURLからWordPress本体をダウンロードし、展開、インストール、所有者の変更まで実行。

$ cd
$ wget http://ja.wordpress.org/wordpress-3.6-ja.zip
$ unzip wordpress-3.3.1-ja.zip
$ rm wordpress-3.3.1-ja.zip
$ sudo mv wordpress /var/lib/wordpress
$ sudo chown -R apache:apache /var/lib/wordpress

ここまでの手順が完了したら、ApacheのDocumentRoot以下にWordPressをインストールしたディレクトリへシンボリックリンクを貼る。今回はblogというサブディレクトリにしておく。

$ sudo ln -s /var/lib/wordpress /var/www/html/blog

これでWeb上にWordPressが公開された。ブラウザからhttp://ドメイン名/blog/にアクセスすると、WordPressのセットアップ画面が表示される。そこから、wp-config.phpファイルの編集ができ、WordPressを作成することができる。

wordpress-ファイル設定の作成
ファイル設定の作成

事前に必要な情報も教えてくれる。

wordpress-設定に必要な情報の説明
設定に必要な情報の説明

wp-config.php に設定していた内容は、以下のように問い合わせられる。

wordpress-データベース情報入力
データベース情報入力

データベース情報インストール実行確認。

wordpress-データベース情報インストール実行
データベース情報インストール実行

サイトとユーザー情報登録。

wordpress-サイトとユーザー情報登録1
サイトとユーザー情報登録1

wordpress-サイトとユーザー情報登録2
サイトとユーザー情報登録2

特に難しい設定もなく、画面の指示に従ってゆくだけで WordPress を利用できるようになる。実に簡単・便利。

wordpress-登録完了
登録完了

これで、WordPressのインストールから設定までが完了。

参考サイト:さくらのVPS を改めて使いはじめる 7 – WordPress